ピアニストでピアノ講師の荒井千裕(あらいちひろ)さんが亡くなりました。3回目のコロナワクチンを打った後に後遺症が辛いとツイッターに綴っていました。
荒井ちひろさんは2022年9月にもコンサートを予定していましたが、延期せざるをえませんでした。あらい千裕さんの経歴や家族を調べます。
荒井千裕さん年齢は57歳「家族は夫と息子」
荒井千裕さんの訃報をツイッターで伝えたのは、夫の荒井勝弘さんです。
この度、荒井千裕は9月15日に逝去いたしました。
これまでお付き合いいただきました皆様には心より感謝申し上げます。
このツイートの画像で、荒井ちひろさんが1965年うまれであることがわかります。誕生日まではわかりませんので、57もしくは58歳ということになります。
このツイートの最後に署名があります。
皆様には長らくご支持をいただきましてありがとうございました。
荒井勝弘
荒井健太
荒井ちひろさんのツイッターには「夫」の話が出てきますので、「荒井勝弘」さんは夫、「荒井健太」さんは息子さんではないかと想像は出来ます。
ただ家族としてプロフィールには記載が見当たらなかったので、確定は出来ませんでした。
夫である荒井勝弘さんのフェイスブックを見つけました。
荒井千裕さんの訃報をフェイスブックでも知らせていたのですが、それは10年ぶりの更新でした。
フェイスブックでは荒井ちひろさんの訃報を9月19日に報じています。アナウンスの文言は同じです。
世界からお悔やみのコメントが寄せられていました。荒井勝弘さんは丁寧に「初めまして 夫の荒井勝弘です」とあいさつをしています。その中に
〇〇様 始めまして。夫の荒井勝弘です。9月にコンサートを計画されていたのですね。昨日、今年のためと思われる、準備していた楽譜と原稿が発見されました。本人も残念でならないと思います。最終原稿は遺品として、長男が保管いたします。これまでお世話になりました。有難うございました。 荒井
長男がいるというので、署名の「荒井健太」さんは息子さんだとわかりました。
このフェイスブック上の返信の中で、荒井勝弘さんは
私はまだこの現実を受け入れることができません。 しかし、まさか、これが彼女の運命と人生。
妻が大変お世話になりました。25年間の香港生活を楽しく過ごさせて頂くことができたのも、皆様のおかげであったと本人は十分知っていました。
□□さんとはマレーシア以来ですね。ご連絡を頂きまして、有難うございます。残念な結果となりましたが、妻との想い出を胸に、これからの人生を歩んで参りたいと存じます。
ピアニスト活動と楽しくピアノを弾いて欲しいというピアノ講師の両面を持っていた荒井千裕さん。お悔みのコメントに海外の方もいるのは、長期間外国に滞在していたからだったのです。
夫の荒井勝弘と申します。妻が大変お世話になりまた。有難うございました。妻も当日15日の朝が笑顔で送ってくれましたが、残念な結果となってしまいました。
荒井ちひろさんが亡くなられたのは9月15日です。コロナウイルス後遺症で闘病中ではありましたが、ベッドから夫に声をかけて送り出したのでしょうか。
荒井千裕さんはピアニスト「夫とはすれ違っていた」

荒井ちひろさんはモデルナ製コロナウイルス予防接種の3回目を4月23日に打った直後から身体に異変がおこりました。
初めて発熱、その後モデルナアーム。
管理人も2回目まではなんともありませんでしたが、3回目は12時間後に38度8分になり、その後30時間38℃台が続いたので、3回目というのは何かあるというのは理解できます。
しかしその後体調は悪化の一途をたどります。
- 平熱に戻ったのは4日後
- モデルナアームで腕が上がらない(ピアニストには辛い)
- のど越しの良い物しか食べられないので体力が落ちる
- 治ったと思ったらフラフラと貧血でだるい
- 5日目に足に赤い斑点、嘔吐
- 5月6日にとりあえずレッスン再開
- その後半月寝たきりに。
- 400歩歩くのが限界
- 後遺症ぶり返しと熱中症で1ヶ月療養
- 左足付け根に激痛
- 8月洗濯物が干せない。10歩歩くと力尽きる
- 夫がいると睡眠障害に(荒井ちひろさんの体調が悪いので、ほとんど自分の実家で過ごしていたという)
- 歩けない中必死で冷蔵庫にたどり着くと自分の愛飲料を夫に飲まれていた
荒井ちひろさんのツイッターには、刻一刻と悪くなっていく体調がしるされています。それと同時に夫・荒井勝弘さんへのやるせない不満も増えました。
私は「頑張らない」のを基本としているんだけど、どこかで頑張って無理してたのかな、と思ったり。 なんて夫の前で言ったりしたら「一体何を頑張ってるんだ?」と言われそうだから、ここでつぶやいておく
愛妻の話を一切理解しない夫にキレた! ワクチン接種後、歩行困難に陥っている妻の状態を理解しないので、事例・記事などを見せた。理解しないなら放置しといて!と伝える。 別件で夫が扇風機を買うと言うのだが「一緒に選びに行く?」と言う夫。釘刺してもいいですか?歩行困難だって言うてるやん!
ワクチン後遺症で、かすれ声しか出ないのに、TV音を小さくするでもなく「もっと大きな声で喋って」という。 この人は、私に言葉の手榴弾をいちいち投げながら近づいてくる。 私達は、確か、30年以上連れ添った夫婦である。
大分良くなってきたのに、あと一歩の前進が出来ない。それは、夫の私への「無関心」が私の気力を削いでいる
夫:体重減ったんじゃない? 妻:7キロ減った。 夫:ダイエット出来て良かったね! 妻……..は? 7キロ減った結果が寝たきりなんですけど?いいんだ?
先日ちょっとした事があって夫が私を菌扱いした、それから私は二度と夫と同じ空間にはいないと宣言をした。
自分の体調が悪い時は、思いやりの声掛けが嬉しい。荒井ちひろさんは自分の身体が思うようにならないジレンマと夫の無理解に心を傷めていたのでしょう。
夫の荒井勝弘さんは もしかするといつもの軽口のつもりだったかもしれません。しかし、それを受け流すだけの余裕は荒井千裕さんにあるはずがなかったのです。
30年も寄り添っていたらわかりそうなものです。
荒井千裕さん年齢は57歳「惜しむ声」

荒井千裕さんは香港の演芸学院大学で心と身体をラクに使ってピアノを弾く方法を取得しました。

音楽は楽しむもの。ピアノを弾く(練習する)ことは、苦行ではありません。練習でさえ「楽しさ」「喜び」「発見」「ワクワク」に満ちたものです。ピアノを弾くと、体が辛い・どうして弾けないのかわからないと感じているなら、遠慮なくご相談くださいね。
荒井勝弘さんのフェイスブックに寄せられたコメントには、また「荒井先生に習うために」「ピアノの楽しさを教えて頂きました」の声が沢山ありました。
管理人も40年ほどピアノをしていますので、「苦行」というのは身に染みます。それをほどいてくれる荒井ちひろさんのレッスンは見て見たかったと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
コメント