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葬送のフリーレン【12話】北方の関所

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2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。

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葬送のフリーレン【12話】北方の関所

フリーレンたちは、中央諸国の城塞都市ヴァールへと訪れました。

 

エンデへの道のりも順調でしたが、現在関所は閉鎖されており、北側へ行く事は出来なくなっていました。

 

いつ通れるのかと訊ねるフリーレンに、衛兵隊長はしばらく開ける事はないと言い切り、冒険者であるフリーレン達に、街で騒ぎを起こすなと命令してきます。

 

嫌な感じがすると衛兵隊長の対応に不満げなシュタルクとフェルン。

 

しかしフリーレンは、あれは良い隊長だと言い、街を守るのはあれくらいがいいと言い、この街は安全だと、しばらくここで過ごす事にします。

 

久しぶりに魔法の研究が出来ると、嬉しそうにするフリーレン。

 

二人になってしまったシュタルクとフェルン。

 

彼は彼女を食事に誘いますが、睨まれてしまい、仕方なく一人で食事に出掛けます。

一人残ったフェルンは、街の人の声を聴いて回ると、海路も閉鎖されており、関所が開くまでは2年は掛かるのではと、商人や行商人達は暗い会話をしています。

 

そんな中、一人で食事をしていたシュタルクは、アイゼンとかつて食べたデザートのジャンボベリースペシャルを頼んでいました。

 

小さい頃に食べた時は、大きくて食べきれなかったと後悔していたデザート。

 

でもこんなに小さかったかと首を傾げます。

 

マスターは、それはお客さんが大きくなったからだと言い、その言葉にシュタルクは納得します。

 

アイゼンの背中も小さい頃は大きく思えていましたが、今は小さくなったと考えてしまうシュタルク。

 

マスターはアイゼンと再び会う時は、しっかりと親孝行をしろと言ってきます。

 

そんな中、訪れたのはフェルンでした。

 

シュタルクが食べようとしていたデザートを見て、少し不機嫌そうなフェルン。

 

もしやこのデザートが欲しいのかと警戒するシュタルクでしたが、フェルンは、この街で2

年過ごす事になるのはどうかと訊ねました。

 

彼は嫌だと言い、その言葉を聞いて彼女はほっとします。

 

シュタルクは普通の人だったと安心するフェルン。

 

彼女は彼にどうやって、関所を越えればいいのかと相談します。

 

関所を越える。

 

どうやって超えればいいのかと、とりあえず城壁を見るも、簡単に登れそうなものではありませんでした。

 

飛んで越えればと考えるも、城壁の結界は限界高度まで張られており、簡単に通過できない様になっています。

 

空の魔物対策も万全な城塞と、真正面からの突破は不可能でした。

 

では次に交易ルートはと、商人ギルドに赴いてみるも、交易ルートも完全に封鎖されており、護衛を付けた隊商も禁止となっている徹底ぶり。

 

それ程に今は北側は危ないのだと知り、今はこの情勢が落ち着くまで待つしかないと、フェルンは諦めようとしています。

 

しかし彼女に良いところを見せたいシュタルクは、闇市や盗賊ギルドを当たってみればと、

そんな提案を出します。

 

流石に裏社会に手を伸ばすのは危ないのではと、警戒するフェルンに、大丈夫だと言うシュタルクは、闇市や盗賊ギルドを当たります。

 

しかし盗賊ギルドも闇市も、同じように現在の閉鎖に頭を悩ませており、何処にも抜け道はありませんでした。

 

考えてみればと、魔物相手に防衛線をしている状況下では、どこにも抜け道は無いのは明白。

 

ここは駄目もとで、もう一度衛兵に交渉してみようとシュタルクは詰め所に向かおうとします。

 

そんな彼になんでそんなに一生懸命なのかと訊ねるフェルン。

 

彼は時間がないからだと言います。

 

この街で一番景色の良い風景だと、アイゼンに連れてこられた場所を教えてくれるシュタルク。

 

この街はアイゼンが仲間達と共に訪れ、そして多くの想い出を作った場所でもあるのです。

 

シュタルクはアイゼンの数十年の冒険はとても大切な物だったと知り、自分も師匠よりも多

くの事を知り、それを伝えたいと願っていたのです。

 

だからこそにここで今、ゆっくりとする訳にはいかないと、一生懸命になっていたのです。

 

そんな事を聞き、彼の想いを知り、フェルンは一緒に詰め所へと向かいます。

 

その途中で、何故か衛兵から隠れていたフリーレン。

 

部隊を率いてフリーレンを探す衛兵隊と何やら物々しいです。

 

何をしでかしたのかとフェルンがフリーレンに訊ねるも、魔法屋に寄っていただけと言い、身に覚えはないと言います。

 

そんな中、衛兵隊長に見つかってしまいます。

 

そしてフリーレンを見るや否や、膝をつき、謝罪をする衛兵隊長。

 

彼女が伝説の魔法使いであるフリーレンと知り、先程の応対を詫びます。

 

この城塞都市の城代から、混乱に喘ぐ北側を救う為に向かうのだと語られ、フリーレンを通す事をあっさりと了承してしまいます。

 

そして街総出でフリーレンを祝いながら、彼女の北側へと旅立つのを見送ってくれました。

最初から”フリーレン”と名乗っていたら、簡単ではなかったのかと言うフェルン。

 

あまり目立ちたくはなかったと言うフリーレンは、せっかくゆっくりできると思っていたのにと、街を後にします。

 

続きはこちらから
葬送のフリーレン【13話】解放祭>>>

 

既刊全て紹介します。

 

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【葬送のフリーレン】
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