2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。
葬送のフリーレン【17話】葬送のフリーレン
伯爵の屋敷へと侵入するシュタルクとフェルン。
まるで泥棒の様な侵入方法だと思うも、衛兵が素直に通してくれるわけもなく、こうするしかないと、屋敷へと入っていく二人。
そんな中・・・リュグナーは伯爵に、自分が魔法が好きである事を告げます。
魔族は魔法の研究に一生を捧げ、それを探求して強くしていく事を、何よりの喜びとしていました。
しかしこの街の結界を作ったフラメンの魔法は好きになれないと言い、天才の作った魔法は、積み重ねた美しさがないと言い、その魔法の制御を知る伯爵に訊ねます。
この街を守る結界の解除方法はどうするのかと訊ね、拷問を加えられても伯爵は答える様子はありませんでした。
少し時間を置くと言い、その場を離れ、書斎などから結界関連の魔導書を探すとリュグナーは動きます。
伯爵だけが残された部屋にシュタルクは侵入し、伯爵を助けようとします。
震えながらに拘束を解くシュタルクに勇敢だと言ってくれるも、拘束された縄は魔法で強化され、斬る事は出来ません。
伯爵は、自分の紋章を持って衛兵に命令すれば大丈夫だと言い、彼を逃がそうとします。
しかし伯爵を置いて逃げる事は出来ないと言う中、リュグナーが戻ってきます。
伯爵は冒険者のガキが来たと言い捨て、彼を見逃す様に言います。
リュグナーもシュタルクに興味が無く、どこかへと行くように告げますが、彼は逃げずにリュグナーに切り掛かります。
斧の斬撃で肩を斬るも、噴き出る血しぶきに取り押さえられてしまうシュタルク。
でもこれが狙いでした。
フェルンの魔法が発動し、リュグナーの身体を削ぎます。
脇腹を削がれてしまったリュグナーは、リーニエの魔力探知をかいくぐった事に驚き、フェルンに今の魔法は何だと訊ねます。
フェルンは一般の攻撃魔法だと言い、これはかつて人を殺す魔法だと告げます。
その言葉にプライドを刺激されたリュグナーは、この魔法を誰に習ったと問い詰めてきます。
フェルンは時間稼ぎと、リュグナーに杖を向けますが、伯爵の怪我が思いのほかに重症で危ないと、すぐに引き上げる事を告げてきます。
そのまま逃亡したフェルンとシュタルク。
リーニエは二人を始末すると言うも、あの魔法使いには勝てないと言います。
かつて人を殺す魔法は、ある魔法使いによって魔族を殺す魔法に作り替えられ、その魔法を撃つ事が出来る魔法使いを知っていたリュグナー。
それがあの少女だったと想い出し、それがあの葬送のフリーレンの異名を持つエルフである事を思い出します。
自分が嫌いな天才の魔法使い。
因縁が交差しようとしていました・・・
既刊全て紹介します。
葬送のフリーレン 2巻感想
新しい仲間を迎える事になったフリーレンとフェルン。
アイゼンの弟子であるシュタルクくんが仲間になりましたが、とても良いキャラをしていました。
いけ好かないイケメンのキザ系男子かと思いきや、普通に残念系男子。
まさか紅鏡竜と睨み合っていたのは、怖くて動けなかったというのは驚きましたが、運で生き抜いていそうな彼でした。
残念イケメンと思いきや、おもしろどころの多いキャラです。
フェルンのシュタルクを蔑むようなまなざしに、彼女のキャラもだいぶに板についてきましたよね。
いつの間にかフリーレンのお母さんポジションになってしまい、ついにはドSなキャラとして覚醒したりと、今後の活躍が注目のフェルンです。
それにしてもシュタルクくん。
最後の最後で男を見せてくれました。
今後の活躍で本当の戦士になってほしいです。
個人的にはフェルンとの関係が気になっていきます。
フェルンはダメンズ・シュタルクに対して、どんな反応を見せていくのでしょうか?
意外に厳しそうですから、尻に敷かれそうですね。
賑やかなパーティーになりつつある面々と、フリーレンの旅がどうなっていくのかと、今後
も気になっていきます。
次はどんな人物がフリーレンの仲間になるのかと、楽しみです。
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