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葬送のフリーレン【21話】卑怯者

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2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。

<<<葬送のフリーレン【20話】師匠の技

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葬送のフリーレン【18話】不死の軍勢

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葬送のフリーレン【20話】師匠の技

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葬送のフリーレン【21話】卑怯者

フェルンの魔法によって致命傷を受け、自分の敗北を受け入れていたリュグナーは、彼女に語ります。

 

既にフリーレンはアウラと戦っており、今彼女を守る者は居ないと、正面からアウラと戦う事に勝算は無いと言います。

しかしその言葉に動揺を見せないフェルンは、フリーレンが何の考えも無しに正面から挑む事はしないと言い、アウラを欺く策を持っている事を語ります。

 

そんな彼女との会話の中で違和感を覚えるリュグナー。

 

フリーレンはいつも真正面から戦いを挑み、魔法力を枯渇させた事はなかったと想い出します。

 

そして今、目の前にいるフェルンも同じ様に魔法量が少ないにも関わらず、自分を圧倒しました。

 

こんなにも魔法力が少ないのに、あんなにも魔法を放ち、そして未だに魔力切れを起こしていないのことに、疑問を持つリュグナー。

そうか・・

導き出した答えに、卑怯者だ。魔法使いの風上にも置けない奴だと吐き捨てるリュグナーに、フェルンは魔法を放ちます。

それはフリーレンが一番わかっていることだと。

 

・・・かつてフリーレンは、自分の住む集落を魔族に襲われた事がありました。

 

魔法軍の一人である玉座のバザルト。

 

それを正面から倒した彼女に、呆れていた一人の女性は、どうしてそんな倒し方をしたのかと

訊ねます。

 

しかしフリーレンは、女性をひと目見て、自分よりも強い魔法使いであるあなたには、自分の気持ちが解るはずだと返します。

 

強い自分が前に出れれば、集落の仲間を救えたはずだったと、でもそうはならず、自分は誰も救えなかったと落ち込んでいたフリーレン。

 

女性はフリーレンをおぶさりながら彼女に言います。

 

自分なら逃げていた、と。

 

フリーレンはそんな彼女の言葉を受け入れる事は出来ず、降ろして欲しいと言います。

 

しかし彼女はそれを拒否し、魔法力が枯渇し、もう歩く事もままならないフリーレンを自分の弟子にすると言います。

 

そんな会話の中で、魔族の追手が現れ、フリーレンを差し出す様に言います。

 

彼女はフリーレンを差し出せば助けてくれるのかと問い、魔族達は勝ち誇りながらに、お前には興味が無いと言ってきます。

 

彼女は、そんな魔族を見て言い放ちます。

こいつらは疲弊したフリーレンを見て襲い掛かろうとわざわざ姿を見せ、自分は弱い人間だと見下している、と。

 

それが油断になると言い、彼女は魔法を放ち、魔族を一掃してしまいます。

 

そしてフリーレンに言います。

 

こいつらは確かに強かったが、自分を雑魚と勘違いし、疲弊したフリーレンを見て、勝てると思い込み襲ってきた。その油断で負けたのだ、と。

 

魔力を抑え、自分が弱いと誤認させる方法を用いた彼女は、相手が判断した魔力の差で、相手を殺す最低な手段で戦ったと言いました。

そして女性はフリーレンを弟子として育て始めます。

 

彼女は後にフランメと言われる大魔法使いであり、フリーレンに魔族を欺く術を教えた師匠。

 

一生の全てを使って魔族を欺き、そして恨んでいる魔族を絶やす事を誓ったフリーレンの最初の修行は、魔法力を抑える事でした。


 

そんなフリーレンの思惑を知らず、魔力を消費しているだろう事を見下しながらに勝ち誇るアウラ。

 

勝敗はどちらに傾くのでしょうか?

続きはこちら
葬送のフリーレン【22話】服従の天秤>>>

 

既刊全て紹介します。

 

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【葬送のフリーレン】
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