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葬送のフリーレン【25話】剣(つるぎ)の里

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2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。

<<<葬送のフリーレン【24話】エルフの願望

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葬送のフリーレン【18話】不死の軍勢

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葬送のフリーレン【25話】剣(つるぎ)の里

古い想い出の夢を見ていたフリーレン。

 

それは勇者ヒンメルと旅を始めた頃で、王様から銅貨10枚しか貰えず、あまり恵まれない旅をしていた頃の夢。

 

路銀を稼ぐ為に地道なクエストをこなし、過ごしていた中で、ヒンメルの持つ剣は勇者の剣かと訊ねたフリーレン。

 

しかしヒンメルが持っていた剣は、勇者の剣ではなく、レプリカの剣だったのです。

 

村に来ていた行商人を魔物から助け、そのお礼で貰った勇者の剣のレプリカ。

 

その剣を持っていた事で、幼馴染のハイターに偽の勇者と言われ、その事に腹を立てたヒンメルは、本当の勇者を目指すと誓い、そして今、こうして勇者になったと言います。

 

そんな夢を見ていた中で、フェルンにおぶさりながら目を覚ますフリーレン。

 

自分で歩けるかと問われるも、無理と言いながらにフェルンの背中に掴まるフリーレンは、歩く事を拒否し、そのままに次の村へと向かいます。

 

そして到着した剣の里・・・ここはかつて勇者の剣を守っていた場所でした。

 

この里の聖域には女神が授けた勇者の剣があり、その剣を引き抜こうとした多くの英雄達が

挑み、抜く事の出来なかった剣がある村として有名でした。

 

そしてその剣を抜いたのがヒンメルであると言うシュタルク。

 

しかしフェルンは、その話をハイターから聞いた事はなく、この里に勇者の剣があった事に驚きます。

 

村長の少女に案内され、この里から頼まれたお役目を果たす為に、フリーレンは訪れたのです。

 

山の主が暴れて大変だと言い、魔物退治に駆り出されてしまうフリーレン達。

 

護物は多く、何故に討伐の依頼を冒険者に出さないのかと問うフェルンに、村長の少女は出せないと言います。

 

ある事情の為に。

 

そんな中でシュタルクは、ある洞窟を見つけますが、その隙を突かれ、魔物の主に上から覆いかぶさられてしまいます。

 

しかし死んでいないと知っていたフリーレンは、シュタルクに動けるでしょと言いながら、シュタルクを襲おうとする魔物の左手を魔法で切断します。

人使いが荒いと言いながらシュタルクは魔物の主に応戦し、フェルンが防御を担当、最後にフリーレンがとどめを刺します。

これでお役目を終えたと喜ぶフリーレン達でしたが、シュタルクは、何故にこの村に来て、フリーレンがお役目を果たしていたのかを知ります。

 

それは洞窟の奥に勇者の剣があったからです。

 

結界が張られており、魔物は洞窟にはいれず、それでも壊そうと集まっていたと、勇者の剣に怯えていた魔物達。

 

ヒンメルはこの村に訪れ、勇者の剣を引き抜こうとするも抜く事が出来ずにいました。

 

しかし彼は勇者の剣を抜かずに魔王を倒したと、彼が本物の勇者である事をフリーレンは告げます。

 

何故その事を言わないのかと訊ねるフェルンに、フリーレンは複雑な事情があったと言います。

 

勇者の剣が抜けなかったヒンメルの物語に、このエピソードはいらないと言い、英雄の物語はやがて形もなくなり、曖昧になってしまうと、そんな事を言います。

 

勇者ヒンメルが勇者の剣を抜いた事になっており、その事を守る為に、剣は隠し続けなければいけないとする人間の都合。

 

そんな仕事を終わらせ、また半世紀後に来ると言い、フリーレン達は村を後にしました。

今度は忘れないでと、村長の少女は彼女の旅を見送ります。

続きはこちら
葬送のフリーレン【26話】戦士への贈り物>>>

 

既刊全て紹介します。

 

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【葬送のフリーレン】
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