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葬送のフリーレン【30話】鏡蓮華

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2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。

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葬送のフリーレン【30話】鏡蓮華

北側諸国バンデ森林へと訪れていたフリーレン達は商人の馬車に揺られていました。

 

丁度、運良く拾ってもらい、次の村まで乗せてもらう事になった中で、フリーレンはフェルンのブレスレットを見て、新しく買った物かと訊ねます。

 

どこか気恥ずかしそうにするフェルン。

 

そのブレスレットの意匠を見て、自分もかつて勇者ヒンメルに貰った柄と同じだと、荷物から取り出そうとします。

 

何処にあったのかと荷物を広げている中、唐突に馬車が揺れ、外を見てみれば、鳥型の魔物に捕まって馬車ごと空を浮遊していました。

 

油断していたと、浮かれていた自分の行動を恥じるフリーレン。

 

シュタルクとザインは、早く魔物を倒して地面に降りようと言ってきます。

 

しかしそうは簡単にはいきませんでした。

 

既に馬車は地面からだいぶ離れており、もし魔物を殺せば、自分達は地面へと落下してしまいます。

 

だったら飛行魔法で馬車を浮かせればいいと言うも、そう簡単にいくものではありませんでした。

魔法で空を飛ぶようになってから、人類はまだ40年しか経過してなく、飛行する魔法に関しては未だにその原理が解っておらず、容易に使える魔法ではなかったのです。

 

もし馬車を浮かす事になれば、それは相当の魔法を使わなければいけません。

 

少し浮く事は出来ても、すぐに落下してしまい、馬車を飛ばす事は出来ません。

 

ここで可能なのは、フリーレンとフェルンでザインと商人を担いで飛び、そしてシュタルクが飛び降りれば、万事解決と言うフリーレンにシュタルクは大反対します。

 

そんな事をすれば自分が死んでしまうと抗議するシュタルク。

 

なんで?と、不思議そうに聞き返すフリーレン。

 

かつてアイゼンはどんな高いところから飛び降りても大丈夫だったと、ハイターがドン引きしていたと想い出すフリーレンでしたが、アイゼンが非常識だったのだと、フェルンが言います。

 

どの道それ以外に方法はなく、ザインはこの魔物が獲物を落としてから食べるタイプだと気づき、もう時間は無いと。

何事も挑戦と言いながらにフリーレンは魔物を倒します。

 

同時に馬車は下へと落下し、地上すれすれで魔法を使い馬車を浮遊させました。

ボスンと森に鈍い音が響き、フリーレン達は奇跡的に無事でした。馬車も半壊で済みましたが、修理が必要な状態でした。

 

とりあえずは馬車の修理をする事になった一行。

 

暇を持て余す中で、フリーレンはヒンメルから貰った指輪が無くなっている事に気づきます。

 

何処にいったのか皆で探す中で、フェルンの身に着けているブレスレットに気づいたザイン。

 

フェルンはシュタルクのプレゼントと嬉しそうに言います。

 

聞けば三時間も選んで決めた代物らしく、顔色を伺いながらに購入したモノだと、彼の気苦労を労うザインに、シュタルクは気に入って貰えてよかったと、どこか嬉しそうです。

 

そんな彼にザインは意外にも大胆だなと付け加えます。

 

あのブレスレットは鏡蓮華であり、花言葉は久遠の愛情。恋人に送る代物だと教えます。

 

それを聞いて慌てるシュタルクは、花言葉なんて知らなかった!と慌てます。

そんな彼の言葉に納得するフェルン。

 

彼は買い直そうかと言うも、せっかく買ってくれたものだからと、フェルンは買い直しを拒否します。

 

二人のやり取りを見ながら、ザインはこれからシュタルクはフェルンに尻に敷かれるなと思いました。

 

その後、馬車の修理は順調に進んでいき、明日にでも出発できるとフェルンがフリーレンに報告しにいくと、彼女はずっと何かを探していました、

 

何を探しているのかと訊ねると、それはヒンメルから貰った指輪でした。フェルンは一緒に探すと言います。

 

しかしフリーレンは失くしたのなら良いと言い、みんなに迷惑はかけられないと言うも、フェルンはその指輪の意味を知っていました。

 

自分のブレスレットと同じ意匠なら、それは「久遠の愛情」を意味するモノであると。

 

大切なモノだからこそ、必ず見つけようと言うフェルンは、フリーレンと探します。

 

しかし森の中は広く簡単に見つかりそうにありません。

 

探すのならシュタルク達にも手伝って貰おうと、フリーレンの指輪が無くなった事を相談します。

 

それを耳にした商人は、お礼に渡そうと思っていたとある魔法書のひとつを渡します。

それは「失くした装飾品を探す魔法」でした。

 

その魔法を使ってみると、森の中に光る場所がありました。光を見ながらフリーレンはヒンメルから、その指輪を貰った時の事を想い出します。

 

あの指輪は、魔物の討伐依頼をこなし、その報酬の御礼で買ってもらった代物でした。しかも選んだのはフリーレンでした。

まだこの指輪の意味を知らないフリーレン。

 

ヒンメルに自分の指に嵌めてもらった指輪を無事に見つけ、旅を再開したフリーレン。

 

そんな中で、なんでフェルンも同じ鏡蓮華のブレスレットをしているのかと、訊ねると、それはシュタルクが馬鹿だからと、辛辣な事を言うフェルンでした。

 

続きはこちらから
葬送のフリーレン【31話】混沌花>>>

「葬送のフリーレン」Amebaマンガで読めます。


【葬送のフリーレン】
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