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葬送のフリーレン【31話】混沌花

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2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。

葬送のフリーレン【各巻まとめ】

<<<葬送のフリーレン【30話】鏡蓮華

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葬送のフリーレン【31話】混沌花

北側諸国のラオブ丘陵へと訪れていた道中で、ザインはこのパーティーに足りないのは何であるのかを訊ねました。

 

前衛である戦士のシュタルクは居るし、後衛の魔法使いであるフリーレンにフェルン。それから僧侶のザインと、別に問題はないパーティー編成です。

 

フェルンは盗賊かと呟きます。

 

よく宝箱の罠に引っ掛かりミミックに襲われているフリーレンの事を心配し、盗賊が必要だと思うフェルン。

 

しかしザインは違うと言い、彼は、このパーティに必要なのは、

 

年上のお姉さんだと断言します。

 

呆れながらにシュタルクは、年上はフリーレンが居ると言うも、辛そうにフリーレンは”お姉さんじゃない”と言うザイン。

 

そんなくだらない会話をしながら、ようやく今日の宿を取る村へと訪れます。

 

しかし、よく見るとこの村の住人達は、全員が眠り込んでいたのです。

 

しかもただ寝ているのではなく、至る所に倒れており、何かに眠らされていると推測するザインは、この状況は呪いの仕業だと見抜きます。

 

呪いとは魔族が得意とする魔法であり、人を眠らせ、また石にするなどの魔法があり、未だにその魔法が何で構成されているのか解らず、それ故に呪いと呼ばれている魔法。

解除方法も解析も進んでいない未知の魔法は、魔法使いであるフリーレンには対処は不可能でした。

しかし、女神の魔法を使える僧侶ならば、対処は可能でした。そして呪いへの耐性も僧侶は持っていました。

 

女神の魔法とは、聖典に記されている魔法であり、魔族の魔法と同じで原理が解ってはおらず、資質のある人間しか扱えない特別な魔法でもありました。

 

魔法使いであるフリーレンにとっては、呪いや女神の魔法は未知の領域であり、全くに使えない代物でしかありませんでした。

 

それ故にフリーレンやフェルンにシュタルクも既に呪いの攻撃を受けていたのです。

 

この中で唯一ザインだけが呪いに対抗でき、このまま呪いを解かなければ、自分達も眠り込んでしまうと、事態は切迫していました。

 

この呪いを解くのならば、呪いの元である魔物を討伐するしかないと、ザインは早々に呪いの発信位置を見つけました。

後は魔物を倒すだけです。

 

しかし向かおうとした時、シュタルクは眠り込んでしまいます。

 

起こす事は出来ないかとフェルンに訊ねられるも、今の魔法では5秒間だけ起こすのが限界だと告げるザイン。

 

このままここにいても仕方がないと、急いで魔物を討伐に向かいます。

シュタルクを魔法で浮かしながらに、魔物の居る森へと向かうフリーレン達。

 

そんな中でフェルンも眠り込んでしまいます。

 

このままでは自分も寝てしまうだろうと察したフリーレンは、もし魔物が出れば、自分を5秒だけ起こして欲しいと言い、二人はフェルンとシュタルクを結界で守りながら、魔物のもとへと向かいます。

 

しかし、途中でついにフリーレンも寝てしまい、ザインだけが残されてしまいます。

 

自分が何とかしなければと、魔物をようやく見つけたザインは、魔物は混沌花の亜種と呼ばれている魔物だと知ります。

 

原生の生物に寄生し、進化する魔物。

 

無数の弦を生やし、ザインに向かって放つ混沌花の攻撃を避けながら、彼は攻撃魔法「女神の三槍」を放ちます。

 

しかし彼の魔法は混沌花の葉によって跳ね返されてしまいます。

 

自分の攻撃魔法が効かないと、追い詰められてしまうザイン。

フリーレンを起こすしかないかと考えるも、彼女の強い魔法がもし跳ね返されれば、村にどれだけ被害が出るかわからないと考えます。

 

フリーレンに反射の事を伝えようとするも、たった5秒では伝えられないと考え、意志疎通が出来ない状況に苦しみます。

 

そんな時に、ザインはかつてハイターが教えてくれた事を思い出します。

 

冒険者には意思疎通が大切であると。

しかしフリーレンはそこが疎いので、仕方なくハイターは、フリーレンの言葉を信じる事にしたと言います。

 

魔王を倒すと言った彼女の言葉を信じ、共に戦ったと、誇らしげに伝えるハイターの言葉を思い出し、フリーレンに全てを掛ける事に決めたザインは、眠りの呪いを解呪させます。

 

そして5秒だけ目覚めたフリーレンは、魔法を放とうとします。

 

ザインはすぐに核だけを狙えと言うと、彼女は了承し、混沌花の核に目掛けて魔法を放ちました。

 

そして無事に魔物を討伐し、村人達を開放したフリーレン達。

 

村人に感謝され、フリーレン達は村を後にします。

ザインによって目覚めた直ぐに、あの魔物が魔法を反射させるタイプだと見抜き、攻撃したフリーレンの凄さに驚くも、彼女はザインのおかげで助かったと、頭を撫でます。

 

ハイターが信頼した意味をようやくに理解したザインですが、村の(ボンキュッボンな)お姉さんの事を想いながら、旅を続けます。

続きはこちらからどうぞ
葬送のフリーレン【32話】オルデン家>>>

「葬送のフリーレン」Amebaマンガで読めます。


【葬送のフリーレン】
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