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葬送のフリーレン【36話】心の支え

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2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。

葬送のフリーレン【各巻まとめ】

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葬送のフリーレン【35話】旅立ちのきっかけ

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葬送のフリーレン【36話】心の支え

北側諸国のオッフェン群峰へと辿り着いたフリーレン達。

 

朝食の準備を進めていたシュタルクは、珍しく眠り込んでいたフェルンが熱を出していたことに驚きます。

寝起きの悪いフリーレンを無理矢理に起こし、どう対処すればいいのかと助言を乞います。

 

ザインが残してくれた薬草について書かれた手記を使い、魔法で病気に必要な薬草を採取しようと考えるフリーレン。

 

でも女神の魔法は聖典を使わなければ使用できないのではと、不安を抱くシュタルク。

 

フリーレンは一応は女神の魔法を使う事が出来ると言い、鍋敷きに使っていた聖典を見せます。

罰当たりな事をしていると、フリーレンの行動に驚くシュタルク。

この近くにヒンメルと一緒に薬草を採取した事を想い出したフリーレンは、フェルンを担ぎ、薬草採取へと向かいます。

 

その途中で村があるはずとフリーレンは、フェルンを休ませる為に村へと向かいましたが、そこには村は無く、一軒の小屋があるだけでした。

 

かつては勇者ヒンメルの立ち寄った由緒ある村だったのだけれど…と住んでいる女性が言います。

 

彼女の好意に甘え、フェルンを休ませて、薬草のある氷柱桜(つららざくら)へ薬の材料を採取しに行くことにしたシュタルクとフリーレン。

 

熱でうなされているフェルンの手を掴み、必ず手に入れて帰ると言うフリーレン。

 

でもフェルンは恥ずかしいと言い、子ども扱いしないでほしいと訴え、熱にうなされていました。

 

彼女はもう子どもではないのだと、熱を出した時にいつも手を握ってあげていた事を恥ずかしがる様になったのだと、複雑な想いを抱くフリーレン。

 

彼女にとってフェルンは未だに子どもでした。何時の間にか自分よりも背が高くなってしまった彼女に、フリーレンは少し寂しい気持ちを抱いてしまいます。

一刻も早くにフェルンの病を治そうと薬草を手に入れようと向かうフリーレンとシュタルク。

 

薬の材料を集めながら渓谷を越え、森を越え、ようやくに氷柱桜の下へと訪れた二人は、最後の材料となる薬草に必要なキノコを探し始めます。

 

氷柱桜は冬に咲く花であり、フリーレンが気に入っている花でもありました。

 

花は有毒な毒を持っているも、この花をフェルンにも見せたかったと言うフリーレン。

 

そんな中でシュタルクは、なんでフェルンの手を握ったのかと訊ねます。

 

普段はフェルンの事をフリーレンは子ども扱いしていないことに気づいていました。

 

だからなんであんな風に手を握ったのかと訊ねると、フリーレンは、それしか方法を知らないと言います。

 

熱で苦しんでいる時に、苦痛を和らげる方法。

 

それはヒンメルに教えてもらった方法でした。

 

熱でうなされ、寂しい、辛いと落ち込んでいる中で、誰かの手の温もりを感じたのが唯一の繋がりと思える手の暖かさ。

フリーレンが熱で苦しんでいる時、支えてくれたのはヒンメルでした。

 

シュタルクは支えてもらって悪い気分を抱く人間はいないと言い、フェルンは、本心で嫌がっていないと告げます。

 

フェルンが恥ずかしがっていたのは、自分が居たからだと、シュタルクは言い、彼女は人に甘えている姿を見られたくないから、あんな風に強がったのだと言います。

 

キノコを回収し、薬を作り、フェルンに飲ませ容態を見守る中、フリーレンはフェルンの手を握ります。

 

彼女は子どもではないと言うも、フリーレンは知っている、知っているよと柔らかい笑みで返しました。

その言葉を受け入れたフェルンは、素直にフリーレンの手を握り返すのでした。

 

翌朝にはフェルンは体調を取り戻し、三人は魔法都市オイサーストへの旅路へと戻ります・・・

続きはこちらからどうぞ
葬送のフリーレン【37話】一級試験>>>

「葬送のフリーレン」Amebaマンガで読めます。


【葬送のフリーレン】
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