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葬送のフリーレン【54話】大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)

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2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。

葬送のフリーレン【各巻まとめ】

<<<葬送のフリーレン【53話】人間の時代

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葬送のフリーレン【48話】零落の王墓

葬送のフリーレン【49話】迷宮と魔導具

葬送のフリーレン【50話】水鏡の悪魔(シュピーゲル)

葬送のフリーレン【51話】迷宮戦闘

葬送のフリーレン【52話】作戦会議

葬送のフリーレン【53話】人間の時代

 

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葬送のフリーレン【54話】大体なんでも切る魔法

フェルンの放った高出力の魔法をいとも簡単に防いでしまうフリーレンの複製体。

 

しかしこれは想定内の事だとフリーレンは言い、これからは消耗戦だと共に魔法を放ち、複製体を追い詰めていきます。

 

その頃、複製体を待ち伏せていたリヒターとラヴィーネは、メトーデの観察通りだと、自分達の前に現れたラヴィーネとカンネの複製体を出迎えます。

 

デンケン曰く、複製体を相手に集団戦は望ましくないと言い、混戦になれば勝ち目はなくなると、集結する前に撃破する事を告げます。

 

複製体は連携を取る事は出来ず、また自分が苦手な相手なら、勝つ可能性はあると言い、戦う相手を選択すれば、こちらに勝つ方法があると言います。

 

言葉で連携を取れる此方に分があり、数で対処すれば勝てると言うデンケンの作戦は、功を奏しました。

 

でもメトーデは、懸念を示します。

 

彼女が感知できる複製体が数が少なく、ゼンゼの複製体の場所が把握できないと言い、フリーレンもそれは同様でした。

 

もしフリーレンとフェルンの前に、ゼンゼの複製体が現れたのなら、対処は難しくなり、下手をすれば二人ともやられてしまう可能性もあります。

 

しかもフェルンとデンケンの複製体の場所も解らず、接近しなければ把握できない状況と、事態は切迫していました。

 

ゼンゼがここにいなければ、もっと対応がしやすかったと愚痴をこぼすリヒター。

 

しかしゼンゼはこの状況になっても一級魔法使いならば容易に抜けだせる事が出来るだろうと、あくまで傍観を決めます。

嫌なやり取りを思い出しながら、リヒターはラヴィーネの複製体を倒し、ラヴィーネはカンネの複製体を倒します。

 

あまり良い気分ではないと、うんざりしていたラヴィーネ。

 

そんな彼女の腹部が突然貫かれました。

 

奇襲かと、すぐさまに岩で防御を施すも、リヒターも貫かれてしまいます。

 

腹部に重傷を負った二人に、近づいてきていたゼンゼの複製体。

 

いつの間に来ていたのかと、魔力探知に引っかからなかった複製体に呆れながら、瓶を取り出すリヒター。

 

ラヴィーネも舌打ちしながらに瓶を取り出し、そして割ります。

 

3年後にまたあるさ、と言いながらに瓶を割るリヒター。

 

二人はゴーレムによって救助され、迷宮を後にします。

 

二人を見送るデンケンは間に合わなかったと、去り行くゼンゼの複製体を見送ることしかできませんでした。

 

隙はあると判断できても、攻撃して勝つ事が出来ないと、そう先読みしかできないデンケン。

 

相手の力量が自分なんかでは対処できないと、身を隠します。

 

身を隠していたデンケンに気楽に話しかけて来るユーベル。

 

今がどういう状況かと訊ね、背中を向けて歩いてたゼンゼの複製体を見て、あれには勝てないと言います。

 

デンケンは承知だと言い、このままやり過ごす事を素直に言います。

 

勝てない相手であると、やり過ごすしかない現状。

 

ユーベルは、なら自分が倒すとゼンゼの複製体の前に出ようとします。

 

彼女を止めるラントは、ヴィアベルに勝つ事が出来ないのに勝てるわけがないと言います。

 

その言葉にユーベルは、確かに勝つ事は出来ないと、素直に認めます。

 

デンケンやヴィアベルよりも弱い事を認めているも、ゼンゼなら勝てると自信ありげに言うユーベルは、自身の魔法を展開し、壁を切り刻みます。

 

彼女が得意とする魔法・大体なんでも切る魔法は、彼女が切れると思えば切れ、切れないと

思ったものは切れないとする魔法でした。

 

ラントは防御魔法でも簡単に跳ね返す事の出来る魔法だと、ユーベルに言いますが、彼女はある部分だけ否定します。

 

それは防御魔法だから切れないのであって、髪なら切れると言います。

 

ラントは呆れながらに続けます。

 

ゼンゼの複製体が使う魔法は髪を操り、防御と攻撃を備えているものであり、あの髪にも魔法が何重にもかけられており、切る事は簡単ではない、と。

 

しかしユーベルは構わずにゼンゼの複製体に向かい、複製体はゼンゼに反応し、髪を展開させてきます。

 

切り裂き貫こうとする髪の槍を前に、イメージが大切だと思うユーベル。

 

髪は所詮は身体の一部でしかなく、全てに魔力を込める事は不可能。

 

遠くにいたゼンゼも、その事を解っていました。

 

もし自分の複製体と戦うのなら、ユーベルだった、と。

 

自分が苦手とするのは、ユーベルだったのです。

 

かつて2年前に行われた二級魔法使いの試験の際に、ユーベルは試験官となる魔法使いであるブルグ一級魔法使いを殺害しました。

 

ブルグ一級魔法使いは守りに特化した防御魔法使いであり、不動の外套と呼ばれる、彼の作り出した魔法の外套は、何者の攻撃も通さない強固な防御だったのです。

 

試験内容も、攻撃魔法を放ち、彼は衝撃で下がらせたのなら合格とする単純なものでした。

 

殺害行為を禁止し、攻撃魔法も最低限の魔法とするルールに乗っ取って行われた試験。

 

しかしユーベルは、その試験においてブルグの不動の外套を、彼ごと切り裂いてしまったのです。

 

それは衝撃的な出来事でした。

 

誰も彼の魔法を破れるとは思わず、それをあっさりと成してしまった、ユーベルは失格になってしまうも、ゼンゼは訊ねました。

 

どうやって不動の外套を切り裂いたのか、と。

 

その問いにユーベルは何気に答えます。

布の裁断と同じだ、と。

 

彼女の家は貧しく、姉が仕立てで生計を立てており、ユーベルは幼い頃から、姉のその作業を見ており、布の切り裂くイメージを持っていたのです。

 

布は切れて当たり前のもの。

 

そのイメージで、あの外套を切り裂いたのかと、呆れてしまうゼンゼ。

 

彼女は一般人が持つ感覚とは違う、別の感覚を持つ人間だったのです。

 

それは魔法使いが魔法を使う事で最も大事なものであり、イメージが出来ない事は致命傷ともなり、また強みともなるのです。

 

誰もがあの外套を、魔力が籠った外套を壊す事は出来ないと、そうイメージを持っていた中で、切れると信じていたユーベル。

 

感覚だけで、あの不動の外套を切ったのだと、呆れてしまうゼンゼはユーベルの無自覚の感覚に驚いていました。

 

もし戦う事があれば、自分の髪も簡単に切り裂かれてしまうと、自分にとって相性の悪い相手だと、そう思うゼンゼ。

 

その読み通りにユーベルは、ゼンゼの複製体の髪をあっさりと切り裂き、勝利しました。

 

みんな難しく考えすぎだと呟くユーベル。

 

髪は切れて当たり前だと、当然の様にそう呟いていました。

 

既刊すべて紹介します。

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