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葬送のフリーレン【6話】新年祭

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2021年のマンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」(原作 山田鐘人、作画 アベツカサ)の1話ごとのストーリーです。2023年のアニメ化も決まりました。

<<<葬送のフリーレン【5話】人を殺す魔法

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葬送のフリーレン【1話】冒険の終わり

葬送のフリーレン【2話】僧侶の嘘

葬送のフリーレン【3話】蒼月草

葬送のフリーレン【4話】魔法使いの隠し事

葬送のフリーレン【5話】人を殺す魔法

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葬送のフリーレン【6話】新年祭

 

勇者ヒンメルの死から28年。

中央諸国のグランツ海峡へと訪れていたフリーレンとフェルンは、近くの村の浜辺の清掃作業の依頼を引き受けていました。

ここは古くからの航行の難所で、色々なものが流れ着く場所でした。以前は村総出で片づけをしていましたが、今は人手が足りず放置されてしまっていたのです。

以前は透き通るような海だったと村長は話します。

知ってるよとそっけなく答えるフリーレン。

 

報酬に貰えるモノは、大魔法使いフランメの魔導書でした。魔法使いにとっては高級品となる逸品ですが、それは偽物だとフェルンはすぐに見抜いてしまいます。

 

フリーレンはそれでもかまわないと、村の浜辺の清掃作業を引き受けました。

 

何かあるのかと考えるフェルン。

 

フリーレンは自分の為だと言い、この作業を引き受ける事にしたのでした。

長い滞在になるとため息をつくフェルン。

 

そして季節は冬へと移り変わり、雪が降り始めていました。

 

砂浜の清掃作業も三か月が経過し、毎朝にフリーレンを起こし、身支度を整えさせ、食事をさせ、一緒に砂浜へと向かうフェルン。

 

これではお母さんだと、フリーレンのだらしなさを指摘すると、一人でも出来ると言います。

しかし放っておけば、昼まで寝てしまうフリーレンです。

 

勇者との旅の時代はどうだったかと言われ、毎朝寝坊をしては怒られ、ハイターにも舌打ちをされたと、苦い思い出を語るフリーレンは、全く凝りておらず黙々と作業を進めます。

村長に作業の進捗を聴かれ、三分の一は終わったと告げるフリーレン。

 

このままいけば、新年祭に間に合うと、村長は嬉しそうにしていました。

 

フェルンは新年祭を知らず、フリーレンに問います。

 

新年祭は日の出を見る習慣であり、年明けと共に海に写る陽ざしを見て、新年を祝う風習でした。

 

残骸の撤去も、その海を綺麗な気持ちで見る為の作業だったのです。

 

そして清掃作業も終わり、海面もすっかりと綺麗になり、あとは新年祭を待つだけとなりました。フリーレンも今回は参加する気持ちでいました。

 

しかしフェルンは、不安を隠せません。

 

朝起きるのが苦手なフリーレンが、早起きなど出来る筈もないと、どうするのかと訊ねるフェルンに、徹夜をして起きていると言うフリーレン。

 

そこまでして見たいものかと訊ねると、フリーレンにとっては大切な事だと言います。

 

かつてヒンメル達と一緒に日の出を見る約束をした時に、寝坊してしまい見損なった彼女。

今度こそ見てみせると、一生懸命に徹夜をしようとするも、案の定に寝てしまい、それを見越したフェルンによって起こされ、日の出を見に砂浜へと向かいます。

 

新年祭の日の出は、確かに綺麗だけれども、早起きをして見るモノでは無いと眠たそうなフリーレン。

 

フェルンにもう戻って二度寝をと言いかけたとき、フェルンの嬉しそうな顔が目に入りました。

とても綺麗ですねとフェルンは日の出を見つめています。

ただの日の出だよとフリーレンは言いながら、でも楽しそうですよとフェルンに指摘されます。

フェルンが笑ってるのが嬉しかったフリーレン。

 

フリーレンはヒンメルが何故に誘ったのかが解った様な気がしました。

 

続きます(既刊すべて紹介します)

【葬送のフリーレン】
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