弟妹の世話の為に中学校に通えなかった加藤颯太さんが、暴行によって亡くなってから半月。加藤颯太さんの母親の生い立ちがわかりました。8人もの子供をもうけ、児童手当と生活保護で内縁の夫と暮らしていた加藤颯太さんの母親とはどのような人物だったのでしょう。
加藤颯太さんの母親は明るく友達も多かった
週刊新潮によると、加藤颯太さんの母親は5人きょうだいの長女でした。小学校、中学校も不登校になることもなく、普通に学校生活をおくっていました。中学ではソフトボール部に所属して成績も普通でまったく問題のない子でした。
高校に入ると「携帯代くらいは自分で払いなさい」と親に言われ、長崎ちゃんぽんの店などでバイトをしてきちんと支払っていました。長女らしくきょうだいの面倒もよくみていました。明るくて人と関わることも好きで、友達も多かったと実父が話しています。
高校卒業後、看護学校へ行き、看護師として働いていた頃までは普通の良い子だったそうです。
ところが20代前半でできちゃった婚で結婚してから、雲行きが怪しくなりました。
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加藤颯太さんの母親の前夫は前科があった
前夫は当時定職についてなかったので、実父が家業の手伝いをしてもらってたりしたのですが、若い職員とケンカが絶えない上、廃品など勝手に持っていくなど手癖も悪かった。その上、加藤颯太さんの母親に暴力をふるって警察に捕まった時に、前科があったのがわかり一発で刑務所行きになってしまいました。
実父はあとで知った事ですが、前夫が捕まる前に買っていた車の保証人に加藤颯太さんの母親のきょうだいがなっていました。刑務所に入ってしまったので踏み倒された形になり、皆で払う羽目になったとのことです。
その車もいつのまにか消えてなくなって、もう実父は加藤颯太さんの母親とはかかわりを持ちたくないと強く思うようになりました。それでも離婚後の加藤颯太さんの母親が住む埼玉県内のアパートの連帯保証人になりました。
ところが加藤颯太さんの母親は家賃を滞納し夜逃げをしてしまいます。月54,000円の家賃は最初しか払われず、実父は100万円以上の滞納金と事後処理の尻拭いもしました。
加藤颯太さんの母親が学生時代の様子とまるで違ってしまったのは、結婚が契機になっているかのようです。
加藤颯太さんの母親は蓮田市で男性二人と子供と暮らし始める
夜逃げの後、加藤颯太さんの母親は蓮田市の一軒家に”内縁の夫”と30代の男性と子供と住み始めます。看護師として働いていましたが、”内縁の夫”からの頻繁な病院への電話でトラブルになり、辞めてしまいました。
30代の男性はいつのまにかいなくなり、警察が聞き込みに来たので近所では殺人の捜査だと噂になったそうです。実父はてっきりシングルマザーとして暮らしているものと思っていました。蓮田市から白岡市に引っ越したことも事件まで知らなかった。
電話が来るのは「金くれ」「金貸してくれ」というときだけでした。他のきょうだいは皆まじめにやっているのに加藤颯太さんの母親は、きょうだいにも迷惑をたくさんかけている。距離をとりたいと考えても不思議ではありません。
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加藤颯太さん母親から「颯太が脳死になった」と連絡が
今回、加藤颯太さんの母親から金の無心以外で電話がかかってきました。実父は子供が8人いることにまず驚いたと言います。「自分たちが容疑者になっている」との言葉に手にかけたとは思っていないが、見て見ぬふりをしていたのなら同罪だろうと。
また加藤颯太さんの母親が学校などで
「自分も小・中学校あまり行ってなかったけど看護師になれたから、子供も学校に行かせる必要はない」
と嘘を言っていた事には酷く傷つきショックを受けたと実父は新潮に話しています。高校も行かせてその上、看護学校まで通わせたのです。親としても虚しさを通り越す話です。
久方ぶりにみた加藤颯太さんの写真は、小さいころの面影を思い出して切なかったと話していました。
加藤颯太さんの他のきょうだいの現在
ネイビーのハイエースが泊まっていたのは集会所の駐車場でした。他のきょうだいも配慮しながら聴取を受けているそうですが「出かけてけがをしたんじゃないですか」と似たような話をしています。
町の集会所は半年で1500円の会費を払わないと使用はできないし加藤家は未納でしたが、マスコミから逃れるために使用を許可したそうです。
「集会所に行ってみると、お母さんと内縁夫ではなく、お母さんの親戚だというご夫婦が子供たちの面倒を見ていました。子供たちは元気にしており、きょうだいの一人が亡くなったことにショックを受けているような感じではなかったですね。まだ知らされていないだけかもしれませんが……」
加藤颯太さんがいなくなったことよりも 食べ物が食べられることの方が嬉しいのかもしれません。
「付き添いの夫婦からお金を預かりコンビニでおにぎりやジュースなど、全部で20個くらい買って持って行くと、子供たちは嬉しそうにしていました。一番下の子はまだ小さくて、2人くらいは寝ている子もいましたが、あとの子たちははしゃいでいました」
お母さんの親戚というご夫婦は加藤颯太さんの母親のきょうだいの誰かかもしれません。実父といい、このご夫婦といい、迷惑と思いながら手を差し伸べています。近隣の住民も加藤颯太さんが暴行されているのではないかと気遣って市役所に報告に行っています。加藤颯太さんの母親は、周りの気遣いに気がつく余裕がなかったのでしょう。
新しい情報は追記していきます。
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