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丸山大輔生い立ち「挫折しらずの若旦那」塩尻市酒蔵殺人事件

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2021年9月29日、長野県塩尻市の老舗酒蔵「笑亀(しょうき)酒造」で住人の丸山希美(のぞみ)さん47歳が殺害されているのが見つかりました。

2022年11月28日、事件から1年2ヶ月経って犯人として逮捕されたのが夫で長野県県議員の丸山大輔(まるやまだいすけ)容疑者です。丸山大輔容疑者は事件当時、別の女性と交際していたことがわかりました。

丸山大輔容疑者の生い立ちを調べました。

 

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丸山大輔容疑者の生い立ち「苦労知らずの坊や」

maruyama
妻、丸山希美さんの葬儀の喪主を務めていた丸山大輔容疑者

こちらが丸山大輔容疑者のプロフィールです。

  • 1974年8月13日生まれ 48歳
  • 塩尻東小学校~塩尻中学校~松本深志高等学校卒
  • 代々木ゼミナール本部校で勉学に励む
  • 慶応大学経済学部卒業
  • 東京で会計士の勉強中、先代社長の急逝により、2002年に笑亀酒造の社長に就任。杜氏も兼任している。
  • 2015年 長野県県議会議員当選
  • 2019年 長野県県議会選挙当選(現在2期目)

松本深志高校は長野高校に次ぐ偏差値68の進学校です。丸山大輔容疑者は卒業後、現役では大学に合格できませんでした。

予備校名をプロフィールに書くというのは見たことがありません。

丸山大輔容疑者が「代々木ゼミナール本部校」とわざわざ書いたということは、全国に多々ある代々木ゼミナールではなく、東京・代々木にある「本部校」で浪人をしたというアピールです。

丸山大輔容疑者は、長野県塩尻市から上京して、東京で何年浪人生活をしたのかはわかりません。しかしそのまま慶応大学に入って東京生活を満喫したのでしょう。

さらに卒業後、会計士を目指して東京にずっといました。会計事務所に努めながら会計士を目指していたと言います。会計士の試験は朝から晩まで勉強しなければいけないほどの難関です。

丸山大輔容疑者は慶応大学を卒業後、会計士目指して28歳まで東京で勉強するも、会計士にはなれていません。

そして父親が2002年2月16日に急逝し、2月17日には笑亀酒造の社長になる決心をしています。

親父が死んだことのほうがショックで社長就任に関しては、「はいはい、やりますか」みたいなのりで、あまり悩まなかったです。一応母には「やる?社長」って聞きましたけど、「無理」と言われて。
丸山大輔容疑者は高校を卒業して10年は塩尻市にいません。東京で生活していました。父親が亡くなった報を受けて、突然呼び戻され「社長就任」という大役を引き受けています。
社長に対しても「はいはい、やりますか」というノリです。会計士になるという夢は腰掛けだったのでしょうか。
つまり次期社長に決まっている中で、好き勝手をやらせてもらっていたという苦労知らずが丸山大輔容疑者でした。
笑亀酒造の社長になるとともに、丸山大輔容疑者は「杜氏」にもなっています。酒蔵の社長ですから代々杜氏もできるのが当然ではないでしょうか。
東京に出る18歳までに杜氏のノウハウを学んだとは思えません。社長になってから、職人に学び始めたのでしょう。
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【追記】社長交代で傾いた笑亀酒造を支えたのは丸山希美さん

丸山大輔容疑者が社長になってから、笑亀酒造の杜氏が大勢辞めてしまったそうです。昔からの顧客も離れて経営も傾き始めた。
それを酒造の女将として、子育てもしながら新製品やデザインも考えて支えたのが丸山希美さんでした。
実質、笑亀酒造を動かしていたのは丸山希美さんで、丸山希美さんの親族から資金援助を受けていたこともわかりました。
基本的に丸山大輔容疑者に「経営力はない」と彼をよく知る人物は言っています。
丸山希美さんの実家も地元の塩尻市の名士でした。老舗の漆器店だったそうです。丸山大輔容疑者とは地元の青年会議所で知り合ったそうです。
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今年の一番麹
今朝完成です!
新酒の酒母麹。最初はいつも緊張ですが、ナカナカの出来で一安心かな!

丸山大輔容疑者は2015年に長野県議会選挙に出るまでは、笑亀酒造の杜氏として、社長として、新製品やイベントなどで、会社を盛り上げていました。

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2014年の笑亀酒造でのイベント

丸山大輔容疑者は地元の名士としても有名でした。長野県県議会議員になろうとしたきっかけはわかっていませんが、近隣の人たちは丸山大輔容疑者のことをとても応援していたと言います。

それだけに今回の逮捕は本当に信じられないと。ただ丸山大輔容疑者の後援会の会長は

「自分の感情は出さない」

と丸山大輔容疑者のことを話しています。お酒が好きなので、お酒の席では賑やかになることはあるけれども、普段は感情を見せないと言っています。

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丸山大輔容疑者は酒好き女好き

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丸山大輔容疑者は笑亀酒造の社長になって10年ほど経った時に、「すくらぼ」という情報誌の取材を受けています。

インタビューの中で丸山大輔容疑者はこう答えています。

◆素敵な女性を見極めるポイントは?
尻、足、うなじ。(-_-;)そういうんじゃないんですか?いや、これでいいです。間違いないです。

◆どんなお酒が好きですか?
味のあるお酒が好きです。個性や主張があって、力の強い酒。常に戦いというか勝負の酒を飲んでいたい。

◆生活に欠かせないもの
美しい女性です。生活というか人生に欠かせません。

◆座右の銘が「酒に飲まれろ」

新規顧客開拓に励んでます。夜の美しい女性のお店って日本酒がない。

笑亀酒造の社長としてリップサービスをした部分はあったかもしれません。元々あまり感情を表に出さないという人物像からは、かなりはっちゃけたコメントです。

「酒は好きで賑やかになることもあった」とも後援会会長は話していましたが、このコメントからは、手癖の悪い女性好き?と思われても仕方ない受け答えです。

2015年に長野県議会選に出て議員になるまでは、丸山大輔容疑者は毎晩のように飲み歩いて、居酒屋や女性のいる店に行っていました。

「すくらぼ」のインタビューはリップサービスではなく、本音だったということです。

 

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丸山大輔容疑者の生い立ち「丸山希美さんはおしどり夫婦」

丸山希美さんは丸山大輔容疑者と同い年の可能性があります。

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亡くなった丸山希美さん

近所の人の話によると、丸山大輔容疑者の妻、丸山希美さんは、笑亀酒造と丸山大輔容疑者の選挙事務所の経理を両方担当していました。

選挙でのあいさつも丸山大輔容疑者と希美さんの二人で来られたそうです。夫婦仲はとてもよかったと話しています。

丸山希美さんは、多忙の中PTA役員もしていたといいます。丸山希美さんを知っているという書き込みを見つけました。

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このご家族を知ってい飲洲。最後のあったのは10年以上前ですが。
亡くなられた奥さんは本当に感じのいい方で、お子さんも知っているので、
なんとも言えないというか…
早く犯人が捕まるのを祈るばかりです。
10年以上前ということは、まだ次男は生まれていなかったかもしれません。

丸山希美さんが亡くなったのを最初に発見したのは、小学生だった次男でした。丸山大輔容疑者に電話連絡したのは中学生の長男です。妻・希美さんと長男、小学生の次男の4人家族でした。

maruyama

「元気で笑顔のすてきな女性だった。喪失感はあるが、
(小学生と中学生の二人の)子どもを守ってほしいと毎日心の中で妻に祈っている」

丸山大輔容疑者の丸山希美さんへのコメントは、どこか他人事のような話し方です。そういうしゃべり癖なのかもしれません。

癖と言えば、丸山大輔容疑者が事件から1年経った時のインタビューで瞬きの回数が尋常じゃないという指摘がありました。

体質的に瞬きを多くしてしまう人はいます。しかし、本心や目の泳ぎを隠すために瞬きをついしてしまうという傾向があることもあります。

丸山大輔容疑者はそういう体質なのかどうか、以前の動画を探しました。

こちらは令和2年の議場の動画です。0:20~12:50に丸山大輔容疑者が話しています。

「文書を読み上げている」ので「考えながら話す」というのとはシチュエーションは違いますが、少なくとも、こちらの動画では瞬き回数は多くありません。体質ではないことになります。

丸山希美さん殺害の犯人として逮捕された丸山大輔容疑者は、焦りが瞬きに出たのでしょう。

 

また同じ長野県議会の議長は

ここ数日程、会合などに顔を出していなかった。何かあったのかと思ったが…。来年の県議会議員選挙三期目も出馬する予定だった

と話していました。

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丸山大輔容疑者の生い立ち「逮捕された理由」

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丸山希美さんが亡くなった日に丸山大輔容疑者は長野市の議員会館に宿泊していました。次の日の議会での質問答弁に備えるためです。

ただ議員会館の出入りは、デジタル形式ではなく、メモに入館時間と退館時間を書いてポストに入れるだけという管理の仕方でした。

【追記】
議員会館に泊まった場合は、後日、議会に出席したことを示す「出席票」の中に宿泊した旨を書くことになっています。丸山大輔議員は当日に宿泊した旨を書いた書類を、事件のあとに提出していたことがわかりました。

 

議員会館から現場の笑亀酒造までは直線距離で60㎞、片道1時間以上はかかる距離があります。

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警察が丸山大輔容疑者を怪しいと思い始めたのは、今年の1月だそうです。

議員宿舎から自宅の笑亀酒造までの防犯カメラをしらみつぶしに調べた結果、2021年9月29日の未明に丸山大輔容疑者の車が塩尻市方面に向かっていたことを突き止めたからということです。

丸山大輔容疑者は妻の事件について、9月にこう語っていました。

「圧倒的に足りていないのは(防犯カメラ)映像だったり目撃情報。
何かきっかけになるものが出てくればいいと思っている」
そしてもっと町に防犯カメラの設置を推進したいということまで話していました。結果、警察の防犯カメラの解析により、丸山大輔容疑者は逮捕されました。
丸山大輔容疑者は容疑を否認しています。
1年2ヶ月もの間、隠し通せたものです。このまま否認し続けるかもしれません。
自民党長野県議会はコメントを発表しています。

自由民主党長野県議団に所属する丸山大輔議員の逮捕の報道に接し、大きな衝撃を受けております。

多くの皆様にご心配をおかけしていることに対し、自民党長野県連を代表し、お詫び申し上げます。

丸山議員は来春の長野県議会議員選挙への出馬を表明しており、選挙にも影響せざるを得ない状況ですが、詳細が判らないため、まずは捜査を見守ってまいります。

今後の対応につきましては、関係する皆様にご相談をさせて頂きたいと考えております。何卒よろしくお願い申し上げます。

丸山大輔容疑者は県議会総務企画警察委員長も務めていました。防犯カメラ設置の話は役職から出たようです。

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【追記】丸山大輔容疑者の車に実家往復の跡

11月30日、警察が事件当日(2021年9月29日)に宿泊していた長野県の議員会館と実家(笑亀酒造)を「往復」したデータが見つかったと発表しました。

【追記】
丸山大輔容疑者のものとされる車はナンバープレートが折り曲げられた状態で走行していたことがわかりました。Nシステムでの読み取りを回避しようとしたものと考えられます。

 

防犯カメラのある高速道ではなく、下道で移動していた跡があるそうです。高速だと約1時間ですが、下道だと2時間以上かかります。

同じく、丸山希美さんが最後に目撃された午前0時から発見された6時45分までの間に、丸山大輔容疑者の車とよく似た車が実家近くに映っていたこともわかりました。

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タクシー会社のドライブレコーダーからの情報です。

丸山大輔容疑者は容疑を否認しています。

 

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【追記】丸山大輔容疑者の不倫発覚

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11月30日、丸山大輔容疑者は丸山希美さんが亡くなった事件当時、別の女性と交際をしていたことがわかりました。

またその女性を巡って妻の丸山希美さんとトラブルがあったこともわかりました。

更に事件当時「複数の女性」と交際していたことも発覚しました。

警察は女性を巡るトラブルが動機に繋がった可能性があるとみて調べています。

近所の人のコメントです。

こっちの方がパニックになっている。外では(夫妻は)仲がよく見えた。しかし家の中のことはわからない。そんな人だとは思っていなかった。
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【追記】丸山大輔容疑者の不倫相手は自民党県連の関係者

文春によると、信濃毎日が報じた不倫していた「女性」というのは自民党長野県連の関係者だそうです。

女性は夫がおり、W不倫の形でした。しかし女性は現在離婚が成立しています。離婚は丸山大輔容疑者と一緒になる為だったということです。

長野県連の関係者ということは、自民党県議連も女性と丸山大輔容疑者の関係に気づいていた可能性があります。

 

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【追記】丸山大輔容疑者が自民党県議連から除名

11月30日、自由民主党長野県議会連盟は丸山大輔県議を除名処分にする方針と発表しました。

党の規約で「逮捕されたら除名する」が決まっているそうです。一応、弁護士を通じて丸山大輔県議の弁明は聞いた上になるようです。

除名が決まった場合は、丸山大輔県議は自民党の党籍、党員資格を失う事になります。

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【追記】丸山希美さん実家からの資金援助は1億円

丸山大輔容疑者が社長になった後、杜氏を含めた従業員が大勢やめてしまい、酒の味も端麗辛口から甘いものに変わって顧客が離れた笑亀酒蔵。

丸山希美さんの実家は塩尻市の漆器店でも有数な「本山漆器店」です。全国各地に拠点を持つ実家の経営ノウハウを笑亀酒造にもほどこし、新たに杜氏を雇い入れて再建を試みたのが丸山希美さんでした。

来てもらった杜氏は酒蔵を見て「この環境ではいい酒は造れない」と言ったそうです。

施設老朽化の設備投資など、丸山希美さんの実家からの資金援助は1億円を超えていると言われています。

丸山大輔容疑者は2015年に長野県議になり、店の運営は丸山希美さんが言ってに引き受けていた形になっていました。

しかし、丸山大輔容疑者は今年の9月から経営を別の人に任せるという話をしていたそうです。女性関係のトラブルとみられていましたが、経営方針の違いからの犯行の可能性も浮上しています。

丸山大輔容疑者の女遊びは有名でした。今年の春からはたびたび塩尻市の飲食街でに見歩く姿が目撃されています。

 

新しい情報は追記していきます。

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