静岡県裾野市のさくら保育園で起きた園児虐待事件で、保育士3人が逮捕されました。地元新聞に報じられたのは11月29日。園内で暴行や虐待があったらしいという程度の初報でした。
それが裾野市の村田悠市長の耳に入り、翌30日には15項目の虐待内容を発表して全国区の大ニュースになりました。
警察は事件認知から5日で容疑者を逮捕。その裏には裾野市の村田はるかぜ市長の強い要請があったと言います。
村田悠市長とはどのような人物なのか調べました。
村田悠(はるかぜ)裾野市長は35歳「今年市長になったばかり」
村田はるかぜ裾野市長のプロフィールです。裾野市生まれで高校までずっと地元静岡県で過ごしました。
- 昭和62年5月25日裾野市生まれ
- 富岡保育園 ~千福が丘小学校~ 富岡中学校
- 日大三島高校 日本大学卒業
- 参議院議員秘書、介護福祉医療関連会社役員
- 平成26年裾野市議会議員初当選
- 平成30年裾野市議会議員2期目当選
- 令和2年自民党静岡県連青年部長に就任
- 令和4年1月裾野市長当選
村田悠裾野市長は現在35歳ですが、大学卒業後の就職先が参議院議員秘書。その後30歳の時に裾野市議会議員になり2期務め、今年1月の市長選挙で裾野市長になっています。
口癖は「市長は益々元気」
座右の銘は「意志あるところに道はある」
村田悠裾野市長は2019年までは無会派の議員として活動していました。自民党所属ですが、市長選挙の時は自民党の推薦を貰えなかった為です。(現職市長の髙村氏が推薦をもらっていました)
裾野市議会議員の時から、自民党の市長に対して反骨精神があったようです。
また村田はるかぜ裾野市長は、インスタの動画で出馬にあたって
役所の不祥事(官製談合、工事の不払い、有給の不正取得など)があったにも関わらず、市長は会見に出ず謝罪をしてこなかった。
トップが責任をとるのがあたりまえの市役所組織を作る。
と公約していました。
今回のさくら保育園の件では、村田はるかぜ裾野市長の耳に事件が入ったのは、虐待が確認されて3ヶ月も経った後でした。
「県警が事件化を急いだ理由として、裾野市の村田悠市長が強い姿勢で、園長や虐待をした保育士らを刑事告発すると宣言したことが影響した。またメディアの報道で、園長がほかの保育士らに土下座をして口止めしていたことも発覚。証拠隠滅の恐れもあった」(県警関係者)
最初に記事を書いた静岡新聞でさえ、警察沙汰になるとは思っていなかったと新潮は書いています。村田はるかぜ裾野市長が前に出たので動かざるを得なかったとも言えるでしょう。
村田はるかぜ裾野市長は、12月5日にこのように発表しました。
選挙公約を守っているようには見えます。
更迭の対象になっている担当部署の職員については保護者が「あまりいい印象をもてなかった」と話しています。
村田悠(はるかぜ)裾野市長の家族
村田はるかぜ裾野市長の公式ホームページには、家族の事は書いてありません。35歳という年齢から家族がいてもおかしくはありません。
インスタに気になる記述を見つけました。
子供が描いてくれた、似顔絵のようにするためにも、ダイエットと活動頑張ります^-^
地域の子供が描いてくれたものなら、「子供」とは呼び捨てはしないようにも思いますが、となりにも似顔絵がありますので、断定はできません。
また村田はるかぜ裾野市長のヘアースタイルは癖毛のようにみえますが、パーマをかけていました。
こう見えて、髪型こだわってます。
村田はるかぜ裾野市長の方針「市民は顧客」
「市に瑕疵(かし=欠点)があったのであれば、これは補償しなければいけないというふうに私は考えているが、現時点で故障、それから設置の瑕疵が認められない時点で、私は本来であれば市民の皆様方に使われるべき税というものをこのような原因がわからないところに現時点で拠出する、そのような考えはないということを改めてここで言わせていただきたい」

村田はるかぜ裾野市長は35歳「市民第一」
市長は今週も益々元気です!^_^
【追記】村田悠裾野市長は吉川赳衆院議員配下
村田悠裾野市長のフェイスブックやインスタを見ると、10代と知りながら助けてあげたいとパパ活をして自民党を離党した吉川赳衆院議員との写真が何枚もあります。
文春によると村田はるかぜ裾野市長は「吉川赳衆院議員の配下」と言われているそうです。画像は2018年の2期目の裾野市議会選挙の時のものですが、しっかり応援演説に来てもらっています。
吉川衆院議員の選挙区に裾野市も含まれている事、吉川衆院議員の父親が村田悠裾野市が市議の時に顧問的な仕事をしていたという関係がありました。
【追記】村田はるかぜ裾野市長が9月のさくら保育園との聞き取りを発表
12月6日、裾野市が「さくら保育園」のことし9月10日の職員会議で配られた資料を報道陣に公開しました。
15と言われた虐待行為ですが1つ抜けていたと修正されました。
これを入れて16になったということです。
さらに呼びかけに応じない、給食を食べない、水や牛乳を飲まないなどの理由から、日常的に児童をどなりつけたり、暴言を吐いたりと不適切な行為が多く見られたとしています。
また、別の職員らも、そうした行為を見たり聞いたりしているが、助けたり注意することもなく、見て見ぬふりをしていた場面もあったことがわかりました。
いつもの事だったか、言っても無駄と思ったのでしょう。
尚、さくら保育園の櫻井利彦園長は体調を崩したということで、入院しました。
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