小野勇容疑者が小樽市の女子大生瀬川結菜さん遺棄容疑で逮捕されてから1週間。小野勇容疑者はSNSで自分の事を頻繁に発信していました。
ボスニアで傭兵、狙撃兵、射撃は特級…それがホラだったと自衛隊の同僚によって判明したと文春が報じました。小野勇容疑者とはどういう人だったのか検証します。
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【追記】小野勇容疑者複数殺害は嘘と供述
10月21日、小野勇容疑者が「ツイッターに複数人殺害したことをほのめかす投稿をしたが、うそだった」
と話していることがわかりました。詳細な解体方法などの説明も知識だけで、やったことはないということでしょう。
小野勇容疑者経歴の真実「自衛隊には入隊していた」
小野勇容疑者は高校を卒業した1986年に陸上自衛隊に入隊していました。北海道の第7師団です。就活に失敗して自衛隊を選んだとわかりました。
昭和61年のことなので、昭和の最後あたりです。昭和時代の自衛隊は来るものは拒まずで希望すれば入れる場所でした。「国の為に」という意識が小野勇容疑者にあったとは思えません。
当時の小野勇容疑者と同僚(後輩)だったという人が話しています。
- 要領が悪く尊敬できる先輩ではない
- 厳しくないので後輩もいじってた
- 小柄で体力がなく事務作業は苦手
- 空想癖がとにかくすごい
- ばればれでもまったく気にしないで嘘をつく
同僚の人が先に仕事を片付けると「おまえに花を持たせてやった」と自分の方が本当はできる感を出していたと言います。
また外に飲みに行くときも、ミリタリー調の服を好み、上官に注意されてもサバイバルナイフを見える所に下げていたそうです。
自分は「自衛隊員だ」「強いんだ」というのを外見から誇示したかったのがわかります。
最近の小野勇容疑者を知っている知人も、ミリタリー服を好んでいた。弾かないのにギターを持ってくるなど、ヴィジュアルのこだわりは30年以上経っても変わらないようです。
好きな地方アイドルのライブに行っては一緒に写真を撮り、ギター譜をねだっていた小野勇容疑者です。形から入って、揃えて満足するタイプだったのでしょう。
同僚によると性格は「内気」で仲のいい友人はおらず、外に出る時も一人が多かった。自衛隊の服にはこだわりがなかったのか、アイロンもかけずだらしない印象が残っているそうです。
小野勇容疑者の経歴「自衛隊をやめた理由は借金」
自衛隊を辞めた後にボスニア紛争の傭兵になったと言っていた小野勇容疑者ですが、自衛隊を辞めた理由が借金だったことがわかりました。
- 酒や女に金をつぎ込んだ
- 休日は遠征してキャバクラ、スナック、パプに通う
- ソープランドなどの風俗店にも頻繁に行っていた
自衛隊に戻ってくると、「キャバクラの娘たちは彼女なんだ」と自慢していたといいます。「娘たち」と複数で言っているあたり真実味にかけます。
同僚の人はたまたま同じキャバクラに行ってて小野勇容疑者が実はその店にまだ1回しか行ってなかったことを確認したと話しましたが、30年以上前の記憶ですので、店が違う可能性もあるでしょう。
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小野勇容疑者は消費者金融から300万円以上の借金をしていたことが隊にばれて、 全部返済するまで外出禁止になりました。
飲むと買うが緩く借金に厳しい。小野勇容疑者の言動はそのものです。
しかし、小野勇容疑者は盆と暮れの特別休暇に外に出てそのまま失踪して、自衛隊除隊になったというのです。責任感もないようです。
小野勇容疑者の経歴の真実「おんな好き」
小野勇容疑者は酒が好きで、風俗も好きだったということです。3年ほど前にコンタクトしてきた女性に対してこのようなやりとりがあります。
小野勇容疑者に自殺ほう助を頼むのに、女性は「綺麗なままで死にたい」という願望が強いようです。
小野勇容疑者はうつ病の薬のせいか役に立たないというようなことも言って、女性を安心させていました。
「LINEで死ぬ前にやらせてと言われたからですよ」
「その時はごめんなさい」
小野勇容疑者は、3年前にやりとりをした女性に対して、自分の事苦手って言われたことを覚えていたわけです。
で今回は「ごめんなさい」とすぐ謝っています。また連絡してきたターゲットを逃がしたくなかったのが見て取れます。
ドタキャンされて「生きることを選んでくれたと嬉しそうだった」と小野勇容疑者の知人は話していましたが、それは知人が目の前にいるからで、本当の気持ちは違っていた可能性があります。
事実ツイッターには「またドタキャンされた」と怒りのツイートがあった覚えがあります。小野勇容疑者のツイッターアカウントは12日に凍結されているので、確認はできませんが。
小野勇容疑者の経歴の真実「陸上自衛隊にいたことだけ」
小野勇容疑者がSNSで語っていた自分の経歴で確実に間違いないのは自衛隊入隊だけだったかもしれません。
ボスニア紛争に傭兵として参戦について「自衛隊も務まらなかった奴がよく言うよ」と同僚がはなしています。
キャバクラ店長はキャバクラには通っていただけで、バーテンダーは酒好きが高じてカクテルに詳しくなっただけかもしれません。手先は器用な小野勇容疑者です。
元傭兵が嘘ならば、ウクライナの上級軍曹もいつ接触があったのかということになります。
サバイバルナイフの趣味は自衛隊時代から肌身離さず持っていました。今回、警察に銃刀法違反で最初に逮捕されているくらいです。身に着けていなければ逮捕はなかったはずです。
主治医に頼み込んで、障害者手帳2級をゲットし、それによって薬代が無料になるのをいいことに、山のようなうつ病関係の薬をツイッターで売っていたそうです。
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