スポンサーリンク

悪役令嬢 転生おじさん【20話】学園ラビリンス(後編)「ノスタルジー」

スポンサーリンク

tensei

数ある悪役令嬢・転生ものの中でも異色で大人気の「悪役令嬢転生おじさん」【20話】のあらすじ(ネタバレ)と感想です。

<<<「悪役令嬢 転生おじさん」【19話】あらすじはこちら

悪役令嬢 転生おじさん【1話から最新話まとめ】

tensei

スポンサーリンク

悪役令嬢 転生おじさん【20話】学園ラビリンス(後編)

試練の迷宮をクリアし、生徒会の男子メンバーと難問を解いてきたグレイスとアンナ。

 

残すはリュカのみになりました。しかしグレイスとしては、あまりリュカを出したくはありませんでした。

 

グレイスの中にいる憲三郎は、正体不明のつかみどころのない男子を、アンナの婿候補にしたくないと、親心が働いていたのです。

そんな考えでリュカの召喚を拒否していました。

 

しかしアンナはリュカだけを出さないのは忍びなく申し訳ないと言い、グレイスからキューブパズルを借り、面を合わせてリュカを召喚しようとします。

 

グレイスの中の憲三郎は、この試練の迷宮の脱出には、このキューブパズルの攻略が大きな要となっているのだと考えていました。

 

長年のゲーマーとしての勘が囁き、もしかしてアンナならクリア出来るかもしれないと、一縷の望みを掛けたグレイス。

 

お父さんの勘は流石だわ…と思いつつ、その状況を見守っていた日菜子は、どうにかしてアンナの手助けを出来ないかと考えていました。

 

しかし自分にできるのはビーストのオリオンを使ったサポートだけ。

キューブパズルの攻略は容易ではなく、オリオンをどう動かしてパズルを解くのかと、攻略方法が見いだせない中、ふと昔の事を想い出します。

 

それはキューブパズルが攻略できず、憲三郎に相談した際に、あるズルな方法を教えてもらったことでした。

しかし日菜子は、もしかしたらそのズルを使って、略が出来るかもと、思った瞬間。

 

画面の中にオリオンが唐突に召喚され、操作できる状態になっていました。日菜子はすかさずオリオンを動かし、キューブパズルを解体していきます。

 

かつて日菜子が憲三郎に教えてもらった方法は、キューブパズルを解体し、バラバラになったパーツの色を合わせながら、一つに組み上げ直す方法でした。

 

オリオンが口でパズルを外していくのを見ながら、かつてのズルを想い出したグレイスの中の憲三郎は、娘の日菜子にそれを教えた事を想い出します。

 

アンナと共にバラバラになったキューブパズルを組み上げていき、色を無事に組み合わせる事に成功するも、キューブパズルは宙に浮かび、揃った面が自動でバラバラになってしまいました。

 

流石は魔法具。チート対策は万全だったのです。

 

やはりズルは出来ないと落ち込むグレイス。

 

しかしアンナは今の組み建てたキューブパズルの構造を見て、ある事を理解したのです。

 

それは中央の色は動かない事でした。それを基に動かしていけば、簡単に色は揃えられると、アンナはキューブパズルの色を組み合わせていき、全面の色を全て揃えてしまいます。

 

そしてパズルは完成するとカーーーーっと光をはなち、

 

元いた宝物庫へと戻っていたグレイスとアンナに生徒会の男子達。

 

グレイスはアンナがクリアしてくれたおかげだと言い、彼女の好感度を挙げる事に成功したと思いました。

しかし、そんなアンナを陰から助けていたのは、グレイスだと生徒会男子の見解は満場一致。

当のアンナも、自分を信じて任せてくれたグレイスに感謝し、彼女の好感度はさらに上がってしまいます。

 

学園を巻き込む好感度アップのエフェクトは、今まで見た事のないほど大きく光りました。

ゲーム画面からそれを見ていた日菜子は、お父さんがまた、やらかしたと呆れるのです。

 

スポンサーリンク

悪役令嬢 転生おじさん【20話】感想

ルービックキューブを1面も揃えられなかった管理人としては、そんなズルがあったのか…と目からウロコでした。

アンナは本当に主人公らしく、物覚えも機転もききます。既に生徒会はグレイスと「アンナ含めた取り巻き一同」といった図式に。

この先 グレイスを巡って争奪戦でもあるのかしらという装いです。

日菜子とオリオンの距離がより近づいたように思うので、憲三郎も近い内に気づくのかなと想像しています。

 

続く(全話すべて紹介します)

悪役令嬢 転生おじさん【1話から最新話まとめ】

コメント