こんにちは。kasekiです。
透明水彩をやろう!と思って12色の透明水彩絵具セットを買う・・のはいいとして
困るのが水彩紙です。
何故こんなに種類があるのか
それは紙によってまるで特徴が違うからです。
同じ絵具を使っているとは思えないほどの違いです。
その中で透明水彩初心者(自分も!)は
ホワイトワトソンかウォーターフォードがいいのではと思うのですね。
透明水彩初心者にホワイトワトソンをすすめるメリット
ホワイトワトソンは感覚で色を乗せられ、やりなおしも簡単にできるのです。

▲初めて描いたホワイトワトソン絵
- 水彩紙ホワイトワトソンの特徴
- ぬりやすい
- やりなおしがしやすい
- 表面が強い
ひとつずつ説明しますね。
水彩紙ウォーターフォードはぬりやすい
色が定着(紙にしみこむ)するのが遅めなので
紙の上をすべるように筆を走らせることができます。
感覚的に色をぬりたい人には最適解です。
水彩紙ウォーターフォードはやりなおしがしやすい
デジタルで長年同人活動をしていた私にとっては
この「やりなおし」はとてもありがたく思いました。
「あ 間違えた!」でティッシュでパパっと拭いても
きれいにとれるので すぐやりなおしができます。
ストレスがないです。
水彩紙ウォーターフォードは表面が強い
「表面が強い」というのは毛羽立ちにくいということです。
水彩紙に直接下描きをしてペン入れをした後に
消しゴムをかけても大丈夫です。
マスキング液にも強いです。
マスキングは後でラバークリーナーというゴム製のもので
削り取る形になりますが きれいに取れます。
とまぁ いいことばかりに思えますが
個人的に気になることがあります。
水彩紙ホワイトワトソンのデメリット
メリットである「やりなおしのしやすさ」は色が紙に定着しにくいというのと同意です。
上の絵でいうと
どっひゃーっとなるほど「取れすぎた」部分がこちらです。

すぐ下の真っ白い部分は、元からマスキングしていたので紙の色なのですが
左の薄い紫色と同じような色があったのを
水塗ってティッシュで「えいっ」で 真っ白く抜けてしまい
再度色を塗ったという部分です。
つまり描いている最中に水が一滴 絵についてしまって
あわててティッシュで水を拭きとっても
そこにあった色がごっそり取れてしまいます。
試したわけではないですが
水彩紙ホワイトワトソンだと
描いて1ヶ月くらい経っても 水でぬらせば修正が可能らしいです。
保存にも気をつかいそうですね。
ただ、透明水彩を初めてやるのであれば
紙の上をすべるように塗れる気持ちよさ
失敗しても修正し放題 時間たっても大丈夫!
というホワイトワトソンの特徴は絶対心強いんですよね。
で、透明水彩初心者におすすめしたいもう一種は
ホワイトワトソンとは真逆な特徴の水彩紙になります。
透明水彩初心者におすすめしたい水彩紙ウォーターフォード
ウォーターフォードはデジタルイラスト経験のある人向きです。

水彩紙ウォーターフォードの特徴
- 色の定着がおそろしく速い
- 発色がいい
- 重ね色がしやすい
ウォーターフォードはホルベインが出しているコットン100%の水彩紙です。
超高価な最高峰アルシュ紙は手が出ないけど・・(私も^^)
同じコットン100%で人気があります。
水彩紙ウォーターフォードは定着がおそろしく速い
紙に色を置くとすぐに染み込むので
先に水を塗っておいたり、多めの水で絵具を溶いたりして
なるべく濡れた状態で塗る必要はあります。
ホワイトワトソンのように「間違えた!」で拭うことは完全にはできません。
(濡れている内は可能・・程度です)
水彩紙ウォーターフォードは色の発色がいい
透明水彩は塗った時よりも乾くと色が薄くなりますが、
ウォーターフォードは他の水彩紙よりも その差異が少ない気はしています。
水彩紙ウォーターフォードは重ね色がしやすい
重ね色というのは、最初に塗った色が完全に乾いた後にその上に色を乗せることです。
ホワイトワトソンですと下の色をどうしても拾ってしまうのですが
ウォーターフォードは下の色を溶かすことはありません。

これってデジタルイラストの「レイヤー」の考え方と同じと思うんだよね。
透明水彩の着色は基本的に薄い色から塗っていきます。
なので同じ色を何度も重ねれば、色は深く濃くなりますし
違う色を重ねて行けば違う色(黄と青で緑)も表現できます。
私はデジタルでマンガやイラストを長年描いていたので
色々試した末にウォーターフォードに落ち着きました。
水彩紙ウォーターフォードのデメリット
やりなおしはまずできません。
塗ってて「あっ はみでちゃった!」でティッシュで押さえても
もう完全には取れないのです。

▲しっかり青がはみ出てしまいましたが 取れませんでした。
ウォーターフォードの発色は好きだし
レイヤーのように重ねられるので、デジタルをやってきた身だと順序がわかりやすい。
ただし!
やりなおしはまずできないと思った方がいいです。
面相筆や細筆で丁寧に色を塗れる画風の方には 心強い水彩紙です。
透明水彩初心者におすすめの水彩紙はホワイトワトソンかウォーターフォード まとめ
※ホワイトワトソンはやりなおしがしやすく、筆が滑るように塗れるのでストレスがない。
※ウォーターフォードはやりなおしは難しいけど、重ねることで色を深められます。
透明水彩をやろう!と思った時 家にあったのは1冊300円の黄色と黒表紙のスケッチブックでした。
ちょっと描いてみたら 紙はすぐへろへろになるし
なんか色もくすんでるなぁと
でXで水彩アカウント(@kaseki-orijin)作って ぼちぼち見てみたら視野が広がりました!
現在 透明水彩3年目ですが、まだまだ新しい発見があります。
本当に同じ透明水彩絵具を使っていても 水彩紙によって全然色が違うのはマジ驚きです!
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