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水彩画の下絵にフリクション色鉛筆はおすすめ

friction 画材

 

水彩画には多かれ少なかれ下絵が必要です。

風景画では下絵は水彩紙に鉛筆で薄く描くのが一般的ですが

コミックイラスト系になると線の数も多く、

ペン入れして消しゴムをかけた頃には 水彩紙はボロボロに毛羽立って

大変なことになってしまいます。

 

これを緩和する方法があります。

水彩画の下絵に鉛筆ではなく、フリクション色鉛筆を使用することです。

フリクション色鉛筆はドライヤーをかけると描いた線が消えるのです。

 

フリクション色鉛筆は摩擦で線が消える色鉛筆

摩擦とはつまり熱です。フリクション色鉛筆は熱で線が消え、冷えても線は戻りません。

friction

 

2013年にパイロットから児童向けに作られたのが、フリクション色鉛筆です。

画像を見ていただければわかりますが、本来消しゴムが付いている部分に透明のゴムがついています。

 

消したい部分をこれでこすると線が消えるというパイロット独自の開発技術です。

 

この児童用は現在は廃版になっており、私もフリマアプリで探して購入しました。

結構数もあり、安価で購入できますよ。

 

後継にあたるのが「フリクションカラードペンシル」です。

文具店や画材店で購入する場合は、こちらがいいと思います。

フリクション色鉛筆はドライヤーでどれだけ消えるかの実験

画用紙に12色ぐるぐると線を引きました。

friction

この時点で「きいろ」「うすだいだい」「きみどり」はかなり薄いのがわかります。

描きごごちですが、通常の色鉛筆に比べて「硬い」です。

 

フリクション色鉛筆で色を塗ろうと思うなら、筆圧は結構いると思いますが

今回はペン入れ前の「下絵」としての使用なので

“自分がわかればいい色”で選択してよさそうです。

 

1200wのドライヤーで熱を加えます。

friction

ほとんど消えています。

スマホカメラの性能がよくないのですが、肉眼では

「あか」「あお」「むらさき」「くろ」がうっすら残っています。

「ももいろ」「みずいろ」がベストかなと思います。

 

 

フリクション色鉛筆の水彩画下絵の描き方

フリクション色鉛筆で水彩画の下絵を描く時の手順です。

  1. 水彩紙にフリクション色鉛筆で下絵を描く
  2. ペンを入れる
  3. ドライヤーをかける
  4. フリクション色鉛筆の線だけ消える

friction

フリクション色鉛筆だけの状態の時は撮り忘れたのですが、赤い線がフリクション色鉛筆の線です。

今回は「ももいろ」を使っています。

元から薄い色だと下絵線の認識が大変ですし、デジタルでもアタリを水色で描く方は多いので

「ももいろ」「みずいろ」が使いやすいかなと思います。

 

friction

油性の色鉛筆でペン入れをした後にドライヤーをかけました。

私のドライヤーは1200wですが、あまり火力が低いと消えないようです。

わからないくらいには赤い線は消えています。

 

水彩紙は水張りする時も裏からやるように、表面はなるべく触らない方が

色の乗りがよくなります。

こんなに熱だけで消えるなら充分かなと思いました。

 

kaseki
kaseki

水彩画は乾かすのにドライヤーを使うのは常なので

ドライヤーによる表面の劣化は考えなくていいと思います。

 

フリクション色鉛筆で水彩画下絵を描く時の注意点

筆圧は高くしないようにしましょう。

私は普段から下絵の線が多いのですが(なんとはなくリズムで引いてしまうので)

今回、顔回りは気をつけていたんですけど

身体のラインは割といつものように引いてしまいました。

 

ドライヤーをかけた時点ではフリクション色鉛筆の線は消えていたのですが、

色を塗ってみると…(真ん中あたり)

friction

線が白く抜けているのがわかるでしょうか。

ジャケットが白っぽかったので それほど目立たなかったのですが

身体のラインを何度か引いたのがよくわかりますね…

 

これを逆手にとって「効果」として使うのも面白いかもしれませんが…

 

水彩画の下絵にフリクション色鉛筆はおすすめ まとめ

・フリクション色鉛筆は摩擦で線が消える色鉛筆
ドライヤーを使うと楽に消せます

・フリクション色鉛筆は色によって消え方にムラはあります
「ももいろ」「みずいろ」がお薦めです

・フリクション色鉛筆の水彩画下絵の描き方
使うドライヤーは火力のあるものを

・フリクション色鉛筆の水彩画下絵の注意点
筆圧は軽めに、線は少なめに

 

デジタルで線を描いてプリントアウトしたものを

ライトテーブルを使って水彩紙にペンを入れる時にも

フリクション色鉛筆は応用できます。

 

水彩紙は分厚いことが多いので、精度のいいライトテーブルでも見ずらいくらいです。

通常は鉛筆で映してからペンを入れますが、当然後で消しゴムをかけないといけません。

 

鉛筆の代わりにフリクション色鉛筆を使えば

ドライヤーで色を飛ばすだけなので一手間省けそうですよね。

 

 

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