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透明水彩絵具と不透明水彩絵具の一番の違いは発色だった

水彩そうだったのか

 

透明水彩絵具を使いだしてから、それまで「水彩」という名で使っていた絵具は

不透明水彩だったと気づきました。

学校の美術の時間で描いていた風景画やポスターなどは

不透明水彩の絵具だったのですね。

透明水彩絵具と不透明水彩絵具は何が一番違うのでしょう。

もちろん値段もありますが(笑)

それは「発色」ではないかというお話です。

 

透明水彩と不透明水彩は使い方が違う

学生時代に授業で風景を描くのは好きだったのですが(美大は行ってません。普通科の授業でです)

その時の感覚のまま描いてみたのがこの絵です。

現在私は不透明水彩絵具を持っていないので

透明水彩絵具で昔のように塗ってみた絵ですが…

何やらどろんドロン泥ん・・とした絵になりました。

 

それなりに味はあるかもしれませんが

透明水彩絵具の良さって?と思わずにはいられません。

何故こうもどんよりした色使いになったのか…

 

kaseki
kaseki

絵具を混ぜすぎたとか?

 

 

 

不透明水彩絵具の色の作り方

学校での授業では

気に入った色になるまでパレット上で色を混ぜますよね。

黄色と青で緑を作るにしても

 

黄色とって青とって 混ぜて見て

いや もう少し青みがあった方が・・と青を足して

あれ?なんか緑というより青寄りになったぞ?

じゃあ もう少し黄色入れてーーーーーetc

 

そうして色が出来上がってから、初めて紙の上に色を乗せるわけです。

不透明水彩絵具では そこまで発色の違いはわからなかったですが

透明水彩絵具でこれをやると・・・

発色がどんどん失われます。彩度も下がります。

 

透明水彩絵具の色の作り方

透明水彩に取り組み始めてから 何冊か本を買いました。

その中に鈴木輝實さんの「混色テクニック」という本があります。

透明水彩絵具の何と何をどれくらい混ぜていくと

こういう色になりますよ・・というのを5段階カラーチャートにして

色系列別に具体絵をつけて表示してある本です。

 

例えば

パーマネントグリーンとブリリアントオレンジで茶系

オペラとペインズグレーで紫系といった具合です。

 

色の配合率によっても色味が変わるのがよくわかる本で愛用しているのですが

疑問が出てきました。

 

何故2色での混色しか書かれていないのか。

 

もしかして 透明水彩の良さを維持させるには

パレット上では2色が混ぜる限度なのかもしれないと。

 

透明水彩で発色を維持するには「紙の上で」混ぜる

透明水彩で不透明水彩のように色を塗ってみたおかげで

いかに透明水彩絵具の良さを消していたかわかってきました。

 

基本に戻って 透明水彩の基本が学べる本を探して

見つけたのが 福井良佑さんの「水彩画 リアルレッスン」です。

 

こちらはガチ水彩(風景画)メインなので

混色も3色で紹介がありますが、最初の部分に透明水彩の始め方みたいな

レクチャーがあり 実際自分でも描いてみました。

最初の泥色室内画と比べると

鮮やかな発色です。

 

オレンジを塗って乾かないうちにピンクを塗った結果

何ともきれいな色がでました。

透明水彩ってこうだよな…と。

 

濡れているうちに次の色を塗ると 計算の出来ない「にじみ」が出現します。

私はどうもこの「にじみ」が透明水彩で一番好きなのだなぁと

確信ができました。

 

気をよくして静物画も一つ描きました

乾いたらもう少し色は浅くなりますが

透明水彩絵具の塗り方としては これがあっているのではないかと思います。

 

透明水彩絵具と不透明水彩絵具の一番の違いは発色だった まとめ

不透明水彩はポスターカラーに代表されるように

水彩塗りも厚塗りにも対応できるので

アニメのアナログ背景塗りでは今でも使われる絵具です。

 

でも

透明水彩は不透明水彩とは塗り方も違うことがよくわかりました。

 

透明水彩を不透明水彩と同じように パレットで色を作ってから塗ると

発色も失われるし彩度も落ちてしまうのですね。

あえてそういう色味を狙う以外は

透明水彩絵具で混色をするなら「紙の上で」を覚えておこうと思います。

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