本格的に透明水彩に挑み始めて2年目。
失敗やらかしも沢山(笑)
というので今回は水張りテープの失敗談
水張りテープを使用したら紙のサイズが小さくなってしまった
水張りテープとは言ってみれば裏面に水のりの乾いたのが塗ってある紙テープです。
初めて使った時は特性を何も知らず
マスキングテープと同じに後で剥がせると思ってました。(えーーっ)
水張りテープは剥がせません!
100mm×148mmのポストカードを
水張りテープで固定して色を塗ったんですね。
で塗り終えて剥がそうとしたら 剝がれないわけですよ!
うっそーーーっ
ものすごい粘着性でもうカッターで切り取るしかない!
結果、出来上がりサイズは85mm×130mmになってしまいました。
↓画像
白い枠のように見えるのが 正しいポストカードのサイズです。
水張りテープの後始末が大変すぎる
さらに水張りテープは後始末がとにかく大変なんです。
木製パネルに残ってる水張りテープはまずふやかさないといけません。
イメージしにくい人もいるかもしれませんが
障子の張り替えに似ています。
水を塗ってのりを緩めたあと、テープを剥がすのですが
剥がした後ものりは残るので
その後 シンクに木製パネルを持っていきタワシでゴシゴシ洗うことに。

もうどーしようかと思いました。ぬるぬるするし
結構な力でこすってもなかなか取れないしで。
当然 木製パネルが完全に乾くまでには数日要するので
日常的に水彩画を描く人は木製パネルを複数もってないとですね・・・。
水張りテープは大きさのある水彩紙で使おう
ポストカードはきっちり裁断されてるので
固定するのに水張りテープは向きません。
大き目サイズの水彩紙で余裕をもって上下左右を固定できる幅があるサイズなら
水張りテープはとても心強いです。
後始末の大変さは変わりませんが(笑)
塗っているときのストレスのなさは大きいのではないかと。
せめてA4サイズくらいから上くらいかなぁと。
A4サイズの水彩紙となると
木製パネルもA4では小さいので B4サイズ以上が必要になりますが。
まだまだ小さいサイズで恐る恐る水彩と向き合ってる自分では
早かったかなという気持ちです。